エー・・・所長は複数所有するロッドが何セットか有るのですが・・・
その中に TSS-511UULS というオールソリッドロッドがあります。
エグシュンが監修したトリックスターシリーズといえば
低価格で汎用性が高く,使って不満のない品揃えですが
その中にオールソリッドが入ってくる?という不思議なラインナップ。
監修者はどうしても加えたかったと申しておりましたが・・・
上段が511UULS 下段が511UULS-KR
ここでバットの太さの違いに注目下さい。チューブラーで無くオールソリッドの竿ですよ(愕)。
マイナーチェンジでKRガイド仕様となっております。
では差違を見ていきましょう。
TSS-511UULS 100g トリックスターが初出のときにはその軽さに驚き,そして購入しました。
低価格オールソリッドって・・・・どんなんかなー?って興味本位です。
TSS-511UULS-KR 94g 更に6gの軽量化。ソリッドロッドとしては異様に軽量になっています。低価格を考慮すると更に・・・。
マイナーチェンジでブランクは別物になってます。
バット径が違いますが,バットが強力なのは変わらず。これはトリックスターに一貫した美点。
操作性を重視したショートロッドゆえ・・・バットが相対的に強すぎて
ライトライン(2.0lb~2.5lb)だとブレイクが多かったための改良と推察します・・・。
良型を寄せる際に竿を立てた状態での への字 を、より滑らかにしたかったのでしょう。
軽量にもなるし・・・単価も(笑)。
バットガイド径がこんなに違う。絞りもこんなに違います。
小径ガイドを使った軽量化が行われています・・・。
tipガイドは当然違います。
印象が似ているだけでグリップも違います。
軽量化一本槍ではない・・・ようでフロントグリップは大型化してます。
ワインディングチェックも・・・
細部のディティールが変わっていますが,これは監修者のリセッティングがされたためというよりは
バット径変更によるパーツの都合と思われます。
低価格ながら使い勝手の良いラインナップで思っていた以上に売れてしまい
シリーズ販売のてこ入れで KRガイド搭載を搭載し ブラッシュアップされて
お買い得感が上がってますます売れてしまいました・・・トリックスター。
ロゴがシルバーなら もっと売れたでしょう。
持ち重りは TSS-511UULS-KR の方がします。
ブランクが細身になっても良いことばかりではありません。
許されるならもっとグリップを前進させたかったでしょう。
キャスト時の抜けは TSS-511UULS が良好です。
やはりガイドが大きいからかなぁ・・・。
tipの収束も TSS-511UULS が早いです。
バットが太いから・・・かなぁ(笑)。
此方の方がシェイクしやすいと思う方もいると思いますけどね・・・
一般的には だるさを利用したシェイク の方が好まれるのかな?。
なので・・・所長が持って出るのは 初期型TSS-511UULS。
但し・・・
使うのは1.8gまでのDSオンリー。近距離限定となります。
ただし、所長が今持ち出すのは
STS-HM63SMD になっています^^。
特に2本目のSTS-HM63SMDをJH専任としてからTSS-511UULSの出番がなくなってしまいました。
2015の春,店頭での在庫処分に伴うお手頃価格に手を出すか出すまいか・・・ってことで
このブログを訪ねていただいた方がたくさんいらっしゃったのですが
既に店頭在庫が無くなった今・・・所長があらためてTSS-511UULSについて触れてみました^^。
単なるマイナーチェンジではない細かい改良が加えられていたトリックスターシリーズは
随所に監修者の拘りを感じられる お奨めのロッドである・・・ってことです。
遅っせーよ。
うむ・・・書かない方が売れると思ったので(笑)。