アブガルシア(Abu Garcia) が放つジギングロッド中・・・最も弱い位置づけのロッド
SJS-61/150-KR TJ。
abuの能書きは
6ft1inレングスのショートギア TJはテクニカルジャークの意。
ブランクスルー式構造仕様。
イナダ(ハマチ)からワラサ(メジロ)等の数釣りに最適。
ジャカジャカ巻きやコンビネーションジャーク等、テクニカルな釣法に最適な操作性能。
小さなバイトも絡め取るソフトなティップと真下に潜り込まれても柔軟に魚のパワーを吸収するバットセクション。
ジグウエイトMAX150g、60~100gのジグがベストセッティング。
PEラインMAX3号だが、PE1.5号クラスの細ラインにもベストマッチ!
とあるが・・・
まことにその通りで
100gのJIGを自然に使える・・・・所長でも(笑)。
それ以上のウエイトのジグは試していないが・・・良さが消えそうなので試したくは無い。
ライトジギング用のSXLS-632-150-KRのティップを切って大径のガイドを装着したの?・・・
と思える操作感。
しなやかなティップでジグを放さない・・・まとわりつくようなしゃくりが味わえる。
その分速いジグの操作は望むべくもなく、かつオーバーウエイトや巻抵抗の大きいジグはスイートではないだろう。
SXLS-632-150-KRより太糸が使えるので無理が利くし、ちょっと芯が加わった分ジグ操作がしやすい。
これならライトジギング用のSXLS-632-150-KRは不要だね。
16 BIOMASTER SW 6000HGと組んでいるけど弱い者同士の補完みたいで
日立沖では良い組み合わせじゃないかな。
上にはより万能な SALTY STAGE KR-X SJS-60/180-KR が控えて要るから
120g以上はそちらにお任せするが・・・性格はいきなり荒くなる。
ティップのマトワリ感が消え ジギングロッドに持ち替えた(笑) と思うくらい辛口になる。
※後日印象訂正追記
ジグをスティック系120gからヒラヒラ系130gに替えてまったり操作すると良い感じで捌ける。
組むリールも重くなってスピードを求めなくなったら操作感が柔らかくなって好感度が上がった。
次回は100gと150g~200gのジグを結んで広範囲な操作感を確認してみよう。
スティック系(撃投ジグストライク)で速い操作をしていたため
跳びすぎたり沈下に合わせた巻き取りが忙しかったので印象がキツくなったようだ。
ジグとマッチさせれば
KR-X SJS-60/180-KR
が 一般的なジギングの軽量級の受け皿だったのね。は
エエロッドです(笑)。
09 TWINPOWER SW 8000HGしか組むリールが無いのだけど^^
これも良い組み合わせに思える。
SJS-61/150-KR TJは ジギングロッドとしてはとても弱いけど
釣れなくてもジグ操作を楽しめるロッド だと結んでおこう・・・
カタログの 150 で勘違いした所長が(笑)。
SXLS-632-150-KR>SJS-61/150-KR TJ>v>KR-X SJS-60/180-KR
>の数で察していだだければ幸いである。
Vは性格が全く変わると捉えていただければ(笑)。
※追記
そもそも論になってしまうが abuがジギングロッドにどれだけ熱を入れていて
結果として 良いロッドが開発市販されているか・・・そこは所長には判らない。
評価するほど経験したロッドの数・種類が無いからだが
初心者から見たら とりつきやすい価格設定と一通りのラインナップは無碍に出来ない点で
高段者が求めるモノで無いかもしれないが・・・その存在はありがたいことである。
初心者だからこんなもんで良かろう とか グローバル視点でコアに偏るのは損・・・
そんな気配は無いでは無いが(笑)。
買いやすいラインナップこそ abuの真骨頂。
数本のロッド
具体的には
Salty Stage KR-X SJC-70/250-KR LFJ と
Salty Stage KR-X SJS-61/150-KR TJ
Salty Stage KR-X SJS-60/180-KR
の3本は所長にも解りやすかったので初心者にも使いやすいと思っている。
Shimano も Daiwa も きっと教科書としてより良い面があると思うが
ジギング入門でロッドに迷っていたらabuのロッドという選択は【有】だと思っている。
価格が加味されているから甘口になってしまうけれど。
残念ながらabuリールについては淋しい評価・厳しい点数となる。
Shimano と Daiwa の両巨頭がまんべんなく揃えているなかで
真っ向勝負で輝くのは本当に難しい。
隙間まで密に埋めに来ている両社相手に輝き続けることは更に難しいだろう。
所長も船で使うリールならShimanoを薦める。
こと巻くということにこんなにも長い間こだわったメイカーは無いからだ。
船の上では 操作する視点で攻めるDaiwa よりやはり強い。
はっきり言えば(高価格帯は知りませんが・・・)
なめらかに感じないベアリングを使い続けるDAIWA には納得できないし
その姿勢は褒められたモノでは無い。
ギア精度とボディ精度がシマノに優る感じ も全くない。
この感じが・・・巻の感触の差がキャスティングの無い世界ではとても大きな差だから
いつまでも価格ヒエラルキーを後生大事にしていると
第3国からの刺客に足元をさらわれてしまうだろう。
もっとも 低価格帯は両社とも 第3国製だけれど^^。
今のところ abu と比べれば未だその差は有るようだが
構成部品の複雑さとかマワしてみれば判る緻密さとか
価格を言い訳にしない(価格以上の圧倒的な)真似できない点がなければいずれ呑み込まれてしまうだろう。