ミヤテンションアジャスターS用 強化リールシート

endoco

2023年03月03日 03:14

3kgの加重を受けても ぐらつかないリールシートの強化と
シンメトリーな巻き上がりとするために 
ミヤテンションアジャスターと一直線にリールシートをセットする改良に着手。


強化リールシート(仮組)


届いたモノを仮組みして各パーツの大きさを確認。シートの位置決めをして下巻の範囲を決める。


購入したモノ


パイプ径は 剛性を期待して 19mmでなく25mmで。
ルミナス ポール径25mmパーツ 30cm ¥721 両端にプラのキャップ・アジャスター付
(このキャップが付いていたのでゲンコ内部に接着する際にすごく助かった)
DPS SD26CC (富士工業スピニング用パイプシート) ¥885
端支柱はハイロジック ステン首長ブラケット片ゲンコ 37092 25mm ¥734×2
通支柱はハイロジック ステン首長ブラケット通ゲンコ 37097 25mm ¥740
(支持剛性が足りない場合に備えて念のため通しゲンコも購入)




パーツの連結に使ったモノ



パイプとシートの径をアジャストするための 8号アシストライン(ピッタリ過ぎて・・・後悔することに)と
微調整用に PE1.5号。

それらを2液エポキシ接着剤で固定していく。


8号の下巻を終えパイプシートをねじりながら挿入していく。
開始早々 グリップが途中でウンともスンとも動かなくなってしまった(焦る)・・・



下巻した状態での仮組は遊びも無く丁度良かったのだが・・・
接着剤を付けて挿入したら この位置で どうにもこうにも動かない。(ピッタリ・・・過ぎた)
やむなく パイプシートの位置を ココ に変更する。

届かなかった部分のエポキシ接着剤の痕が残るが・・・仕方無い。

パイプ端の樹脂キャップにエポキシをたっぷり付けてゲンコと接着。
ステンレスパイプを選ぶと接着面が線になるので何かしらの工夫がいるポイントだが
(金属用の接着材が必要になるのはココ。)
キャップがクッションになり金属同士が擦れ合う感触が無いのはココロ穏やか。
※キャップもエポキシで固定してゲンコとの接触面を増やすべく下巻も加えた。






エポキシ接着剤をナイフで削り落として 変更後 の位置で仮組。
いけそうなので接着作業を続ける。
かえって通ゲンコが良い位置に納まった。




プルダウンでセットするかプッシュアップでセットするか何度も迷ったが
テンションアジャスターからの離隔が大きくなった方が良かろう ということで
プルダウンに決めて左ハンドル用の位置に固定。
(しっかりしたフロントグリップ部分が出来たので当初案よりバランスが良い。)




左ハンドル用にミヤテンションアジャスターも移動。
リサイクラーからミヤテンションアジャスター間はラインに角度が付いているが
ミヤテンションアジャスターからリール間で角度が付くのに比べれば 許せる こと。



リールプレートシートS7+固定パーツ(Ver.3)は共存できる位置が見つからないので
取り外すことにしました。
(こちらを使った 汎用のボード を別途に制作しました。)

ボード面からコブシ芯までの高さは72mm。この高さが微妙で
所長の所有するベイトリールの全員がボードに当ることなくハンドルは回すことが出来る高さなのですが

グリップ周りに空間が欲しいので 左ハンドル専用ボード になります。

ゲンコの脚が150mmあれば左右兼用が可能でしょう・・・
でも所長 左巻き なんで。




オシアジガー2001 を載せてみた。



抜群に安定している。



ミヤテンションアジャスターからリール間でラインの進入角度は
リサイクラー位置をボードからテーブルに移動すれば解決。
ボードとテーブルの取り付け位置をずらせばアジャスターとの離隔も確保できるだろう。
(リサイクラーをボードに斜めにセットしても いけますね)





ストラディックSW 8000 も載せてみる。



素晴らしい剛性感に嬉し涙が・・・。

スピニングを 逆さに取り付けて巻く という違和感がなくなることはないが
今は 完成したことの喜び に浸ろう。





パイプ径25mmで製作したのは正解でした。
これで糸巻きが 楽 になるでしょう。



※ゲンコの穴径
球体の加工精度の都合かロットが違うためかゲンコの穴の大きさは微妙に異なるので
小さかった穴は棒やすりで拡げて 接着用の 下巻を8号で統一 しました。
1.5号だと遊ぶ穴があり・・・下巻の回数がえらいことになるので(笑)。













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