PIRELLI cinturato P1 235/50R-18 97W

endoco

2018年05月25日 00:04


所長のMPVは2007年夏のモデル。
燃費の悪さ と 取り回しに困る巨体だから 別の車で出かけることが多く
10年で75000kmしか走行していない。
(tubo・4WDで車重1.8ton・ハイオクガソリン・燃費は7.0~8.5km/L 一気遠乗りの10.0km/Lが最良)


PIRELLI cinturato P1 235/50R-18 97W 太い・・・というより大きい。そして軽い?タイヤ。



新車装着のTOYOと同サイズのBS-PLAYZ 215/55R-18 95W を2本づつ入れ替えて
合計6本 都合2.5セットを履いたことになる。
均すと30,000kmで交換したことになるが スタッドレスタイヤの装着期間もあるので かなり不経済なタイヤの交換をしていたことになる。
スペアタイヤを搭載していないのでサイドウォールを裂いた際にパンクしたまま走行して帰ったことで・・・外径を揃えるために2本交換してから、それ以後2本づつ交換することになった。2本づつだと
使い切って交換する・・・ってし難いね。
しかもちょっと変わったサイズだったから取り寄せがついて回り面倒だった。

今回も山を残していたが一本のパンクから一般的に流通しているサイズ 235/50R-18 に変更。
外径を揃えるため太くなりましたが・・・

本音は・・・タイヤは太い方が カッコ良いと思う。



ええ・・・聞いてましたよ。
憧れだったPIRELLIが中国資本のおかげで お安く履ける時代になったことは。

おかげさまで覚悟していた金額の半分で収まりました。
9,800円×4本(税送料込)に脱着バランス古タイヤ処分費を含めて8,000円。計47,200円也。









Wik
CINTURATO P1/ベーシックグレードタイヤ。欧州でのグレーディングに対応させるために新たに開発されたモデルで、転がり抵抗の低減と通過音や走行音の低減。ウェット性能も高い。日本向けはイタリア工場、トルコ工場、ルーマニア工場、中国工場での製造分のデリバリーである。


所長が憧れたPIRELLIは CN36やP7の頃なので
当時は 西ドイツ製がアタリ ブラジル製はハズレ なんて言われていた。
本家イタリア製に出会った記憶は無い(笑)。
P6でも高値の花だったので 隔世の感がある。


印象は

走り出てすぐ判る、軽い転がり感。多分燃費も向上するだろう。
タイヤは大きいがこのサイズにもかかわらず軽快。車体まで軽く感じる。
コンフォート系のベーシックなタイヤなので性能は全く突出したところを感じないが
サイドの剛性が落ちてアタリが柔らかく、太いグルーブで接地面も柔軟に調整されている。
小さなブロックでいつも素直に追従していて手応えが途切れないタイプ。
直進性も神経質で無いルーズな良さが有る。

軽量・軽快な分剛性は総じて低く感じるが、普通に走っている今までの処不満は無い。
旋回制動とか高G旋回は未だ体験出来ていないが過渡が穏やかなことは予想出来る。
絶対的なグリップは期待しないでタイヤに合わせた運転を心掛けよう。

追記
切り増まして行った際の過渡特性もマイルドだがとにかくしなやかで手に伝わる反力が途切れない。
巧くなったような気がする。
が・・・速い入力を与えると遅れがでる。
実際に遅れているかは・・・判らないが感覚的には 掌から落ちたような感じを受ける。
仕方ないが・・・仕方ない^^。
おっと!と思った刻の遅れは・・・取り返せないのでおっとりで終始いくようにこころがける。
以上追記。


今まで付いていたタイヤがゴロゴロドタバタしていたのが良く解る新品のありがたさ。
価格が半分ならもっと短いサイクルで交換して新品の状態をもう一度体験したい。





※ここまで書いて気付いちゃったが・・・
今までは8Jのホイールに215を組んでいたので・・・俗に言う 引っ張り だったので
タテヨコの剛性が過剰になっていたのは確か。
今回タイヤがワイド化されて適正なリム幅と組み合わせられたことで快適性はぐっと上がり
剛性は普通になっただけ・・・なんてね(笑)。
BS-PLAYZのトレッドから小さなサイプが消えた 廃棄前の面構え をみると
大きなブロックで構成されている スポーツタイヤ寄り な設定が解る。
ドタバタ感の原因はこのブロックの大きさ・・・と
走り出してからしばらくしないとスムーズにならないケース剛性。

ミニバン専用を謳ったタイヤだったので剛性が優先されたということだろう。
乗用車用のP1と比べて悪かった^^。

追記
判っていてもやっぱり心許ないマイルドさ。
所長が昔の人間だからか設計思想がBSと違うのか ハイスペックを捨てた為なのか判らんけど
今までと極端に違いすぎてついつい(確認のため)ハンドルを握りたくなる。
空気圧 2.9 でも跳ねない・突き上げない・・こりゃあ不思議なタイヤ。


備考)
ビルシュタインショックアブソーバーとサスコイルをセット装着したMPV。
車高は標準より4cmくらいのダウンでバンプラバーも一段カットしてある。 
経年でダンピング不足と思っていたがタイヤ交換で生き返ったようだ。


20180620印象追記。






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